「取引業者」について
インターネット等の普及に見られるように宣伝広告媒体が多様化し、一部の取引業者においては「委託業務契約店、元リゾートトラストOB」など、お客様を不要に安心させようとしたり、誤解を招く表現を行ったり、架空の売却物件表示によるオトリ広告を行うなど、おかしな取引が生まれつつあるリゾート会員権流通市場において、従来以上に正確なお取引を実現する必要性、コンプライアンスの徹底やリスク防止が求められています。
そこで、リゾートトラスト株式会社が運営するベイコート倶楽部、エクシブやサンメンバーズクラブなど、リゾート会員権の名義変更に関わる仲介・売買のお取り扱いは、会員権内容を把握し、売主様(譲渡人)買主様(譲受人)に対し適確なご説明を行い、正確なお取引を行うべく、リゾートトラスト株式会社と会員権業者間で覚書による契約を交わしています。これにはリゾートクラブ会員権に関するトラブルを未然に防ぎ、大切な会員様の財産を守る意味もあります。
リゾートトラスト株式会社では、この覚書による契約を交わしてる会員権業者を総称して「取引業者、取引認定業者」と表し、「取引業者、取引認定業者」に対しては会員権に関する詳細の情報公開を行い、またホテルにおいてお客さまの見学のサポートを行うなど、取引業者がスムーズにかつ法令遵守を元にお取引をできる環境を整えています。
またリゾートトラスト株式会社において「取引業者」と「取引認定業者」は同じであり、「認定」という言葉のによってお客様を安心させたい業者は自社を「取引認定業者」と称する事が許されています。なお「認定」に対するプログラムや教育等はありません。
一方で近年、リゾートトラスト株式会社の社名やベイコート倶楽部、エクシブ、サンメンバーズなどの会員権名を広告などに使用し、あたかも正式にお取引を行っているよう錯覚させる会員権業者が存在するのも事実です。そのような業者に対しリゾートトラスト株式会社は名義変更書類の発行をしていませんが、売主様(譲渡人)の個人名で名義変更書類を請求するなど、リゾートトラスト株式会社の目の届かない範囲で売買を行っています。
そこで、リゾートトラスト株式会社と覚書による契約を交わしている取引業者の1社として、アスレ株式会社はリゾートトラスト株式会社と覚書による契約を交わしている全ての取引業者を下記のとおり記載します。
リゾートトラストオフィシャルサイト「お知らせ」より(2020年10月現在・50音順)
- アスレ株式会社(岐阜県)
- 株式会社ALIVE(静岡県)
- 株式会社e会員権(神奈川県)
- 株式会社ダイヤモンドSR(大阪府)
- 株式会社マイリゾート(静岡県)
- 株式会社山口企画(静岡県)
- 株式会社悠久(大阪府)
- リゾート・ステーション株式会社(東京都)
- 株式会社リゾートライフ(愛知県)
なお、リゾートトラスト株式会社と覚書による契約を交わしている取引業者が行うリゾートクラブ会員権の仲介・売買業務を、リゾートトラスト株式会社が保証する物ではありませんが、取引業者が法令遵守をしない場合など、お客さまへ迷惑をおかけするような事がある場合、リゾートトラスト株式会社はその業者に対して催告を行い、是正されない場合には取引業者ではなくなり、実質的にその業者はリゾートトラスト株式会社の会員権の取引ができなくなる事を表しています。
また、上記の他のリゾートトラスト株式会社と覚書による契約を交わしていない業者を介してリゾートトラスト株式会社の会員権を売買しても、その業者が不動産取引の免許を持ち、お客様へ充分な重要事項説明ができる限り、違法行為ではありませんが、「取引業者」ではない業者を通してリゾートトラスト株式会社の会員権を売買した場合、民事上では契約が成立しても、名義変更ができないというリスクをお客さまが背負う可能性を秘めています。